陶芸教室をすすめる3つの理由

陶器を重ね持ちする女性の画像陶芸のススメ

やりたい趣味が思いつかなかったら、是非一度 陶芸教室をおススメします。
心からおすすめする理由を3つにしぼって説明します。

昨年定年で退職したんだけど、今まで仕事一筋でこれといった趣味がないんだよ。

子育ても一段落して、何か始めたいのだけど、何がいいかしら。

やりたい趣味が分からなかったら、ぜったい陶芸がおすすめです。
作品が普段の生活で使えるだけじゃなくて、実は色々な良い効果があるんですよ。

定年退職をした人(又は主婦)が趣味の習い事をするべき3つの理由

定年を迎えた方や主婦のうち

  • 定年になって何か趣味を始めたい。
  • 家に引きこもりがちになり、他人と話さなくなった。
  • 陶芸をやってみたいけど、難しそう・・・。

このような方には是非 陶芸教室 をおすすめします。

この記事を読んでいただければ、陶芸教室へ行くことで多くのメリットがあることがわかります。
そしてこれは自分の親に伝えるつもりでお伝えします。

ところであなたはどちら様?

私は日本伝統工芸展に出品したり全国で個展をしています。
そして数年前に陶芸教室を始めました。
親の年令に近い人と共に陶芸をするうちに、今まで気づかなかった事に気づく事ができました。
特に仕事をやめて、やることがない人には陶芸がめちゃくちゃおすすめなんです。

 

どうして陶芸教室がおすすめなの?

脳が活性化すること

心の奥底が喜んでいること
社会と繋がれること
この3つががその理由です。
このあと陶芸教室を探す時の注意点もふくめて詳しく説明していきますね。

 

もちろん世の中には、何か作りたいけど一人で集中したい人もいます。
一人で没頭して作りたい人にはまた別の環境が必要です。

自宅で陶芸を始めたいと思っている方は自宅陶芸のすすめを参考にしてください。

理由①脳が活性化する

手びねり 横長

必然的に指先に神経を集中させるので脳が活性化します。
柔らかい土を自分が思うような立体にするには微妙な力加減が必要です。
指先に土を感じ「コレくらいの力加減で」と脳からの指令があり、そのとおりに指先を動かす。
脳の活性化になるのは想像に難くないですね。

調度良い力加減で同じリズムの動きの繰り返しが基本なので、年配の方にもお勧めなのです。
私の教室では、腕の痺れがある方が、リハビリをかねて通われていますが、以前より調子が良いとおっしゃっています。

理由②心の奥底が喜んでいる


園芸の趣味のある方は別として、それ以外の人はほとんど土を触らない生活をしているのではないでしょうか。
土は本来人が心地よいと感じるものだと思っています。

人間は原始の頃、多くの時間土と触れていたと想像できます。
子供の頃、校庭でドロドロになって遊んだ記憶はありませんか。

実は土に触れることで心の奥底が喜んでいるのを感じましょう。

「土は地球である」と言った人がいます。多くの意味が感じ取れる言葉ですよね。
一緒に地球をこねませんか?

理由③社会と繋がれる

陶芸教室で人と話をする

家族意外と会話ができる場所に出て、社会と繋がれる。
実はこれが一番大事なのでは考えています。
正直なところ「どんなものが作れるか」よりも、二次的に得られるこのことがとても大きな利点です。

ここは「習い事」という名を借りた「しゃべり場」です。

男性などは特に「おしゃべりサークル」みたいな名前の集まりでは参加しにくいですよね。
でも「陶芸教室に行ってくる!」と、堂々と宣言することができます(^^)。
自分の意思で人と会って話をする機会を作れる人はいいですが、それが出来ない人は他の理由からその環境に入る事です。
陶芸教室はその理由にできるし、環境になるのです。

2週間に一度でもそんな機会があれば、教室の話題や作品について家族との会話も広がるのではないでしょうか。

私の父親は仕事を辞めてから家から出なくなりました。
デイサービスも行きたくないと言っていましたが、先日いやいやながらも体験に行ってみると他の人と話せて楽しかったようで、週に一度行くと決めたようです。
もし、もっと早くに陶芸教室のような所をすすめていたら状況が違ったかもしれません。

一つの行動


私もけっこう引きこもり陶芸家ですし人見知りなのでよくわかります。
が、陶芸教室には人生に適度な刺激を与える環境があります。

環境を作るためにすること、それは一歩目を踏み出すことです。
一歩目を踏み出すと二歩目からはほぼ自動的に決まります。
そして最初は緊張しますが慣れてきます。

ここまで書いたことは、私にも当てはまることなのです。
陶芸教室を始めたことで他人と会話出来る環境ができたのです。

それは今までとはまったく違った変化をもたらしました。
陶芸教室を運営したからこそ気づくことがあったのです。

注意すること


教室生や先生と深く関わる必要はありません。
二週間に一度で私はいいと思っています。月に一度でも大丈夫です。
特に信頼関係を築くまでは基本的にその空間だけで完結するべきです。

私は話を聞くほうが多いですが、同じ空間で陶芸の話題もあれば全然別の他愛のない話題がそこにはあります。
それだけでストレスが低減されます。

コーヒータイム

私の教室では「休憩タイム」があります。
少人数なのでコーヒーと少しのお菓子で皆で休憩し他愛のない話をします。

初めて教室に連絡をする時にたずねるべき2つのこと

「一日体験教室」というものがあるかどうか

私の感覚では、これがない教室はちょっとおかしい。
入会するかどうか不安を抱えている方の気持ちを汲み取る意思がないのでしょうか。
「入会前に体験できませんか?その後入会するかどうか決めたいです」と伝えて、運営側がOKと即答出来ないような所は辞めておくべきです。

私の教室では入会前のお試しとして「一日陶芸体験教室」を設けています。
多くの教室はこのようなシステムを取り入れています。

体験教室の値段

私の感覚では、入会後の一回あたりの金額とさほどの開きが無いこと。
ただし、出来ることは若干制限されることがある、という感覚です。

陶芸教室が自分に合わなかった時の対処法

ところで、最初の一日体験した教室や、通っていてなんとなく嫌な気持ちだったりすることがあるかもしれません。
そんなときの行動は、結論からいうと相手(教室側)に落ち度があるのでさっさとそこは辞めて次を探す、のマインドです。
どう行動するべきか私の考えを述べます。

最初に一日体験した教室がなんとなく嫌な対応だった時


一軒目でたまたまそんな教室に当たってしまったのは、あなたのせいではありません。
そんな嫌な教室はさっさと辞めて次を探しましょう。

もし後日、運営側から入会の是非をたずねてこられて、断りにくい時でも「今回は見送りたいと思います」と、フツーに伝えてまったく問題なしです。

変なプレッシャーをかける運営者はほとんどいないとおもいますが、そんな所は二度と近づかないことです。
嫌々入会して心の負担になってしまっては本末転倒です。

私の教室では一日体験教室が終わったあと「入会するかどうかの確認をこちらから電話でおたずねすることをしません」とお伝えしています。

通っている教室が合わないと感じた時


あなたが教室に通うのは強制されているからではありません。
あなたの心が晴れたり、軽くなるから通うのです。
そうでなければ通う意味はありません。

私の教室でも辞める方はおられます。
出来るだけ快適に時間を過ごしてもらいたいと思っていますし、教室生同士の関係にも注意をはらいます。
ですが、どうしても合わないと思われる場合は仕方がないと思っています。

どうも辞めにくいんだけどなぁ

私も含め、教室運営側は少しでも多く、長くお客さんを囲い込みたいという思いがあり仕組みを考えます。
それらは健全な経営努力だと思う一方で、余計なプレッシャーなどをかけてくる運営者などは要注意です。
合わないと思ったらやめてもいいんです。

まとめ


とにかくあなたの体と心の健康が大切です。
定年後、家で引きこもりがちの方や主婦の方には陶芸教室がおすすめです。

  • 指先の感覚を集中させ、脳を刺激させましょう。
  • 心の奥に眠る、土と触れる喜びを思い出すことでストレスもどこかへ飛んでいきます。
  • 家族以外の他人と会話することがなにより良いこと。2週間に一度でもそんな機会があれば、教室の話題や作品について家族との会話もひろがります。

陶芸教室はこのような環境を自然な形で与えられます。
そのためにまずは第一歩。お近くの教室体験を申し込んで下さい。
教室体験をしてしまえば、その後どう行動するかは自分の感情が自動的に決めてくれます。

嫌だったときはさっさと次の教室を探しましょう。

少しでも毎日が楽しくなることを願っています。

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